洞窟は生きています。毎年少しずつ形が変わります。
2011年の春、桐島 誠一元の山林調査中に偶然この洞窟の入口を見つけました。当時は農業用の水路跡だと思われていた穴が、実際には数百万年かけて形成された鍾乳洞の入口だったのです。最初の1年は、ヘッドランプ一本と手書きのノートを持って、週末ごとに一人で内部を測量しました。全長は最終的に約380メートルと判明し、そのうち一般公開しているのは約220メートルです。
桐島 誠一、2011年に地元山林の水路調査中に偶然この鍾乳洞を発見した。大学では地質学を専攻し、卒業後は県の自然環境調査員として7年間、山岳地帯の地形記録に携わった。洞窟発見後は独学で洞窟学(スペレオロジー)を学び直し、2013年に Shimmering Hollow Cavern を一般公開。趣味は手書きの地形図作成で、洞窟内の地図は現在も毎年更新している。「岩は急がない。私たちも急がなくていい」が口癖。